スマートデバイスやスマートフォン、スマート冷蔵庫など、最近の家電は「スマート」が一つのテーマです。
電子機器がネットワークに繋がっているスマート家電は、様々な情報を収集することができ、いろいろな情報の見える化が実現します。湿度計にもネットワーク対応のものが出てきました。センサーが付いておりこれまでにはなかった機能が実現します。こういったセンサーはスマートセンシングとも呼ばれる技術です。湿度はもちろんのこと光や衝撃の大きさを数値で処理するセンサーがついたものを言います。
より高度なものであれば人間の脈拍や体温を検知して、住まいを快適な環境にする湿度計もあります。家電の領域を超えて、建築や交通機関、農業といった産業利用も進められており、収集した情報はビッグデータとして新しい問題解決に役立てられるでしょう。家庭で利用できる湿度計には、スマートフォンやタブレットと接続できるものが人気です。Bluetoothで様々なデバイスと繋がり、過去のデータを閲覧できます。いつも接続しているので、外出先でも現在の湿度や温度をモニターでき、何か異常があればアラームを設定しておくことも可能です。エアコンや除湿機との接続により、お部屋の状態を自動制御できるものは人気となっています。音声認識システムを搭載した商品もあり、リモコンや手動で制御することからも開放されました。まだまだ新しい技術になるので、これからさらに新しく便利な商品が出てくるでしょう。